粘膜疾患とは、唇・舌・歯肉・頬の粘膜・口蓋・口底などに、びらん・腫瘤・水疱などの症状が起こるものです。嚢胞や腫瘍も含まれ、その他の主な疾患には、「口腔カンジダ症」「白板症(はくばんしょう)」などがあります。
口内の粘膜は、唾液により保護されていますが、症状が起こった場合は歯や食物などによって刺激を受けやすくなり、症状が変化しやすいのが特徴です。また、口内には多くの常在菌が存在しているため、それらの感染による影響を受けることもあります。
口腔粘膜疾患の症状・種類は多岐にわたりますが、当院の口腔外科ではそれらの診断および原因の特定、治療を行っています。